2010年 02月 13日
今日は久し振りに建物を撮ってみた。 私のよく出入りしている「横浜大桟橋」からも見える「時計塔」。 これは、通称「ジャック」と呼ばれているようで、横浜港に入港する船から望む事の出来る「横浜三塔」の一つである。 他の二塔はというと「神奈川県庁(キング)」・「横浜税関(クイーン)」で、それぞれ入港する外国船の船員の間で愛称のように呼ばれたのが由来との説である。 今回は、そのジャックの愛称で市民からも愛されている「時計塔」をもつ「横浜市開港記念会館」を撮った。 いつもは何気なく通り過ぎている建物であるが、みぞれ混じりの雨に濡れた「屋根ドーム群」に心惹かれたためである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 横浜市開港記念会館は、横浜開港50周年を記念し、横浜市民からの寄付を募り建設された記念建造物であり、大正6(1917)年6月30日に竣工し、翌7 月1日に「開港記念横浜会館」として開館した。本建築は、横浜市の公会堂であり、翌大正7年に竣工した大阪中之島公会堂とともに大正期二大公会堂建築 のひとつに数えられている。 その後関東大震災により損壊、昭和2年に復元。だが、屋根ドーム群が復元されたのは、平成元年になってからである。(案内書より抜粋) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ SONY α700 / DT 16-105mm F3.5-5.6+MINOLTA AF 100-300mm F4.5-5.6 APO 全景。左端の角塔が時計塔。 屋根ドーム群に明治・大正期の「赤レンガ建築」の様式美がある。 研ぎ澄まされた現代デザインにはこの重厚さは望めない。(余談であるが、無駄とはなにか?などと考えてしまった。) ※各画像はクリックで拡大、再クリックで元に戻ります。
by iga1008
| 2010-02-13 20:55
| 建物・街並み
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