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2014年 09月 23日

古寺探訪~奈良篇⑦~「薬師寺」

今回の古寺探訪の旅の一番の拝観対象は、ここ「薬師寺」であった。
それも「凍れる音楽」と呼ばれる「薬師寺・東塔」を一度見てみたかったという次第である。

だがしかし、なんとも落胆すべきことに「東塔」は数年前(平成21年)から大修理のためとして無粋な「覆屋」で覆われていた。平成31年まではこの状態とのことである。
「東大寺」の仁王像は間一髪のタイミングで拝観できたのだが、いずれにせよ古寺なので致し方のないところと諦めるしかあるまい。事前に下調べをしないのが私流である。

と、気を取り直して「薬師寺」の縁起をリーフレットからご紹介しておこう。

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 「薬師寺」(法相宗大本山)は天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、さらに文武天皇の御代に至り、飛鳥に於いて堂宇の完成を見ました。その後、平城遷都(710)に伴い現在地に移されたものです。
当時は南都七大寺の一つとして、その大伽藍はわが国随一の壮美を誇りました。すなわち金堂を中心に東西両塔、講堂、回廊が立ち並び、なかでも裳階(もこし)を施した金堂や塔の佇まいの美しさは、"龍宮造り"と呼ばれて人々の目を奪いました。
 爾来1300年を経、この間幾多の災害を受け、特に享禄元年(1528)の兵火では、東塔(国宝・白鳳時代)を除く諸堂が灰燼に帰しました。
 昭和42年、高田好胤管主により薬師寺白鳳伽藍の復興が発願されました。失われた堂塔の復興を薬師寺の大悲願とし、お写経勧進によって、金堂・西塔・回廊、さらには平成15年3月に大講堂が復興され、白鳳伽藍の輪奐美(りんかんび)として甦りました。(以上、「薬師寺」リーフレットより。下記写真の解説も同じく。)
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とにかく、今回見ることができない「東塔」のみが白鳳時代の建築であるが、他のほぼすべての建物は最近のものであり、ここで古寺としてご紹介するのにもいささか後ろめたさが残るが、1998年(平成10年)に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されている。

SONY α57 / TAMRON SP AF17-50mm F/2.8
「南門」<重要文化財・室町時代>
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「南門」わきの受付を通ると正面にある「中門」
左に「西塔」の一部と、右に「東塔」の覆屋が見える。
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「中門」仁王像。これも新造なので色彩も美しい。しかし、なんとなく違和感を感じたのは何故だろうか。左右の像を一枚に合わせてみた。
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正面にある「金堂」
 「金堂」は薬師寺縁起によると二重二閣、五間四面、瓦葺の建物で各層に裳階(もこし)をつけた美しい堂で、龍宮造りと呼ばれています。薬師寺白鳳伽藍は、金堂をはじめとして東塔の意匠ですべて統一されています。また、「堂内の荘厳は美を尽し、燈火がなくても金色に光り輝いた」と伝えられています。
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左側に「西塔」がある。
 「西塔」は享禄元年に兵火で焼失し、昭和56年4月に453年ぶりに創建当初の白鳳様式をもって復興されました。
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右側にある「東塔」(薬師寺HPより借用)
「東塔」<国宝・白鳳時代>各層に裳階(もこし)をつけているため六重に見えますが、三重塔です。この特異な形が、全体として律動的な美しさを保ち、"凍れる(こおれる)音楽"という愛称で親しまれています。相輪の頂上に取り付けられた水煙は4枚からなり、その中には24体の飛天が透かし彫りされています。
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「金堂」の中を通り抜けると「大講堂」がある。たしかに大きい。
 「大講堂」は、正面41m・奥行20m・高さ17mあり、伽藍最大の建造物です。講堂が金堂より大きいのは古代伽藍の通則で、これは南都仏教が教学を重んじ、講堂に大勢の学僧が参集して経典を講讃したためです。大講堂の本尊には彌勒三尊像(重文・白鳳時代)、後堂には仏足石・仏足跡歌碑(国宝・白鳳時代)が安置されております。
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工事中の「東塔」の裏手に「東院堂」がある。この建物は古い。
 「東院堂」<国宝・鎌倉時代>は養老年間に吉備内親王が元明天皇の冥福を祈り、発願建立されたものです。天禄4年(973)の火災で焼失、弘安8年(1285)に建て替えられました。
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外塀はいかにも古寺の雰囲気が残る。
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by iga1008 | 2014-09-23 00:14 | 寺社 | Trackback | Comments(0)
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