2015年 12月 08日

「宝厳院の紅葉」~京都市右京区嵯峨天龍寺~ sanpo

京都嵐山の天龍寺・塔頭「宝厳院(ほうごんいん)」。

昨年行くつもりで出かけたものの、あまりに予定が混んで、断念せざるを得なかった寺である。

ここの庭は「獅子吼(ししく)の庭」と銘されており、訪れるまでは「獅子の形の岩でもあるのか?」程度の思いで、あまり名前には執着していなかった。

だが、たしかに庭園内には獅子のような形の大岩もあったのだが、この「獅子吼(ししく)」ということばはまるで思ってもいない意味があったことに驚かされた。

「獅子吼の庭」ー作者は室町時代、遣明使として二度中国に渡った策彦周良禅師(夢窓国師法孫)による。応仁の乱で荒廃したがその後変遷を経て現在に至る。
この庭は、中国の宋元時代の禅画の手法と蓬莱山の思想とを取り入れて出来上がった、大変珍しい庭園である。
「獅子吼」とは、仏尊が説法すること、すなわち真理・正道を説いて発揚することを獅子吼と称し、仏尊の説法を聞くことにより心が癒され安心を得る事ができると同様、この庭を散策すると鳥の鳴き声、風の音、水の流れ等が自然と心を癒してくれる。これを「無言の説法」という。この事より「獅子吼の庭」と命名された。

SONY α57 / TAMRON SP AF17-50mm F/2.8+MINOLTA AF50mm F1.4 撮影日2015.12.02 15:30~16:30
庭園に入る道。「宝厳院垣」と名付けられているが、いわゆる「蓑(みの)垣」。だが美しい。
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この庭ではこの「ツヅジ」もなかなかである。
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by iga1008 | 2015-12-08 21:01 | 建物・街並み | Trackback | Comments(6)
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Commented by kabu360 at 2015-12-10 07:07
igaさん
静寂感が漂う好い所のようですね
やはり京都の紅葉は一味違うようですね(^.^)
Commented by iris304 at 2015-12-13 10:01
こんにちは

昨年こちらへお邪魔したのですが 紅葉にはまだ早く
色づいたら苔の緑に映えてどんなに美しいのだろうかと思いました。
拝見できて嬉しく思います。
余り観光客が多くない様ですね。

昨年は特別拝観だったので 人出が多かったのかもしれません。 
ありがとうございました^^
Commented by childe08372 at 2015-12-13 12:06
心が癒される作品ですね。
楽しませていただきました。
Commented by iga1008 at 2015-12-15 21:01
kabuさん、こんばんわ。
千葉の紅葉が今年は期待外れみたいでしたので、思い切り出かけてみました。
やはり、それなりに見応えがありましたね。
Commented by iga1008 at 2015-12-15 21:07
iris304さん、コメントありがとうございます。
昨年は「ライトアップ」を観たいと思いつつ、とうとう高台寺どまりで行けなかったのです。
今回はちょうど拝観時間が昼時間帯の終わりに近かったので、多少は空いていたようでした。
Commented by iga1008 at 2015-12-15 21:10
childeさん、お元気でしたか?
最近はカメラを持ち出す回数が以前の1/10以下となってしまいました。
元気がでません。(笑)


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