2009年 07月 03日
さて、日光三大名瀑をご紹介してきたが今日はその3つ目の「華厳の滝」である。 「湯の湖」-「湯滝」-「戦場ガ原」と流れてきた「湯川」は「竜頭の滝」から「中禅寺湖」へ流入して終わり、「中禅寺湖」からこの「華厳の滝」となって流れ落ちるのは「大谷川(だいやがわ)」の始まりである。 滝幅7m・落差97mのこの「華厳の滝」は、中断部分から「十二滝」と呼ばれる伏流水も流れ落ちていてより一層ダイナミックな景観を見せてくれる。 今回は「滝壺」へのエレベーターは使用しなかったが、「観瀑台」から充分に滝の美しさを堪能できた。 もし、機会があれば次回は「滝壺」へ降りて明るいレンズで水しぶきを撮りたいものである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <<華厳の滝>>日光観光協会HPより 日光には四十八滝といわれるくらい滝が多いが、最も有名なのが華厳ノ滝である。高さ97メートルをほぼ一気に落下する豪快さと、自然が作り出す華麗な造形美の両方をあわせ持つ。和歌山県の那智ノ滝、茨城県の袋田ノ滝とともに「日本の三大名瀑」とも呼ばれる。名称は涅槃ノ滝、般若ノ滝などと一緒に仏典の「釈迦の五時教」から名づけられたらしい。 滝を間近で観覧できるようになったのは、明治33(1900)年。7年もの歳月をかけて星野五郎平が滝壷近くに茶屋を開いた。そして明治36(1903)年5月、18歳の旧制一高生であった藤村操(ふじむらみさお)がミズナラの木に「巌頭之感(がんとうのかん)」を書き残して投身自殺をして以来、自殺の名所にもなってしまった。堅い岩盤をくり抜いたエレベーターが営業を開始したのは昭和5(1930)年になってからである。 6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回る。1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため、華厳滝はブルーアイスに彩られる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ SONY α700 / DT 16-105mm F3.5-5.6 観瀑台 観瀑台からの華厳の滝をシャッタースピードを変えて撮り較べ。 SS1/5 SS1/160 SS1/1000 SS1/2000 SS1/2500 イワツバメもなんとかキャッチ SS1/1250 ※各画像はクリックで拡大、再クリックで元に戻ります。
by iga1008
| 2009-07-03 20:56
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